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コイヌールとはペルシャ語で『光の山』と言う意味らしい。
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三浦しをん2冊目!

①月魚/三浦しをん

古本屋さんの話。これまた2人の男が出てくる。

一人目は、『無窮堂』のマシキ。その友人のセナガキ。(漢字は面倒なので、二人ともカタカナ表記にします。)マシキは古本屋さんの3代目。セナガキは「せどり屋」の父親を持っていた。(せどり屋というのは、どうも古本業界ではあまり好かれていないとのことです。古書店で安く買って、別の古書店で高く売って・・・と言う感じの商売のようです。)

セナガキの父親は、ある時から無窮堂に出入りしてマシキのおじいさんに教えてもらったりしていたので、マシキとセナガキは友達になります。が・・・事件が起こります。


なーんと、セナガキは本を見るセンスがあり、2代目がいらないと言った本がすごい高値の本であることを見抜いていたのです。セナガキはこれをもらえれば、お父さんがお店を持てる・・・とか思っていたのですが・・・・。これを1代目は褒めます。すばらしいと。この子はすばらしい目を持っていると。

が、2代目は・・・・自分がセンスがなく、要らないといったものが実は、すごいものだった・・・。ショックを受けたのかその日から姿を消します。

セナガキの父親は、恩をあだで返すことになったと古本から手を引きます。

このことが、色んなことで、糸を引いてます。

まぁ、最終的には・・・よしでしょう!

ちょっと暗めの作品だったな。

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