コイヌールとはペルシャ語で『光の山』と言う意味らしい。
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ついに、読み終えた。
8巻。本来は6巻で出版されているらしいが、この文庫本では8巻にわかれている。
正直なところ、正岡子規が死ぬあたりのところまでは、本当に面白いと思えた。ところが、正岡子規が死んでしまい、その後、日露戦争に突入していくあたりが、本当に淡々とした感じだった。(あとで、あとがきで知ったところによると、わざとそうしているらしかった。正岡子規が出てくる頃までは人物を中心に、その後の戦争のあたりでは組織を中心にと言う感じの書き方にしたらしい。)
前にも書いたけど、これを読んでると元気が出てくる。がんばらなくては。。。。と言う気持ちになる。ただ、これはやはり戦争のことを書いていて、中にはつらくなるような表現も出てくる。やっぱり戦争と言うのは悲惨としか言いようがない。
日本はバルチック艦隊と戦い、勝った。大勝利だった。日本が勝ったということはロシアが負けたのだ。勝利の裏には、必ず敗北がある。この海戦においての日本の犠牲者は少なかった。しかし、ロシアの方は5千人だか6千人だかの犠牲があった。日本は、この時は100人程度だったらしい。(その後の三笠の事故の方が300人程度の死者を出し、ひどかったらしい)
だけど・・・戦争において100人・・・・確かに少ないけど、考えてみれば平和な時に一気に100人を殺す。明らかに大量殺人・・・だよね?結局、戦争は虚しいものだ・・・・。
戦争が終わった後の、真之の気持ちがわかるような気がする。
最後まで読んだとき、なんだか妙な気分になってしまったよ。
それにしても、この本は私が生まれる前に執筆されてるんだね。この本を愛読書としていた友達がいるんだけど、彼は私より5つも歳が若い。なんとも不思議だ。本と言うのは、こうやって長く人に読まれていくものなんだね。
8巻。本来は6巻で出版されているらしいが、この文庫本では8巻にわかれている。
正直なところ、正岡子規が死ぬあたりのところまでは、本当に面白いと思えた。ところが、正岡子規が死んでしまい、その後、日露戦争に突入していくあたりが、本当に淡々とした感じだった。(あとで、あとがきで知ったところによると、わざとそうしているらしかった。正岡子規が出てくる頃までは人物を中心に、その後の戦争のあたりでは組織を中心にと言う感じの書き方にしたらしい。)
前にも書いたけど、これを読んでると元気が出てくる。がんばらなくては。。。。と言う気持ちになる。ただ、これはやはり戦争のことを書いていて、中にはつらくなるような表現も出てくる。やっぱり戦争と言うのは悲惨としか言いようがない。
日本はバルチック艦隊と戦い、勝った。大勝利だった。日本が勝ったということはロシアが負けたのだ。勝利の裏には、必ず敗北がある。この海戦においての日本の犠牲者は少なかった。しかし、ロシアの方は5千人だか6千人だかの犠牲があった。日本は、この時は100人程度だったらしい。(その後の三笠の事故の方が300人程度の死者を出し、ひどかったらしい)
だけど・・・戦争において100人・・・・確かに少ないけど、考えてみれば平和な時に一気に100人を殺す。明らかに大量殺人・・・だよね?結局、戦争は虚しいものだ・・・・。
戦争が終わった後の、真之の気持ちがわかるような気がする。
最後まで読んだとき、なんだか妙な気分になってしまったよ。
それにしても、この本は私が生まれる前に執筆されてるんだね。この本を愛読書としていた友達がいるんだけど、彼は私より5つも歳が若い。なんとも不思議だ。本と言うのは、こうやって長く人に読まれていくものなんだね。
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